<少子高齢化に的確に対応した施策を>
「育み・学び・思いやりのある」施策について。
問
本市の小学校、中学校における学力向上施策について。
答
1人1台学習者用端末を活用し、学習支援ソフト等を利用した学習等、学力向上に向けた様々なICT活用に取り組んでいる。新たに教員用ポータルサイトを開設し、教員のICTスキルの向上に努めている。また、今年度からは新たに、言語活動を通じて情報を整理する力、適切な言葉でまとめ構成する思考力、互いの考えを尊重して伝え合う表現力の育成を狙いとして、市立の全小中学校で書評合戦を開催する。
要望
学校によって指導が異なったり、差が出るようなことがないように対応して欲しい。子どもたちが成長し、社会に出る頃には、ICT機器の活用は当たり前になっているはず。河内長野の子どもたちが使用できず、社会についていけなくなるようなことはあってはならない。ぜひ活用を進めていただきたい。
問
子どもたちの熱中症対策のためのマスクを外す指導について。
答
熱中症防止の観点から、マスクが必要のない場面においてはマスクを外すことを推奨するとともに、感染症対策の継続に努める。
要望
他市では、屋外の体育の授業では、教員が率先してマスクを外すよう各学校に通知した。そうすると子どもたちも安心してマスクを外し、息苦しくて、つらかった体育の授業が楽しくなったとの声も聞いている。本市としても、明確な指針を出すことも一つの方法かと考える。
問
本市の合計特殊出生率が他市より低い原因と向上させるための施策は。
答
15歳から49歳までの女性の数が年々減少していることが要因の一つであり、若年世代や子育て世代の転入促進が効果的であると考える。妊娠から出産・子育てにわたる途切れのないサポートを行えるよう、ゆめっくとあいっくを設置している。 今後も、様々な子育て施策を展開していく。
要望
ゆめっくとあいっくのどちらに相談に来られても対応可能なように、日頃よりの連携を強化していただき、切れ目のない支援体制を構築してほしい。また、国は、子どもを産み育てやすい環境を整備するとして、予算も大幅に増額している。本市としても動向に注視し、大胆な子育て施策を展開していただきたい。
問
適応指導教室(ゆう☆ゆうスペース)の取り組みと、今後の展開について。
答
入室者数は年々増加している。今年度は指導員を増員し、受入れ体制の充実を図ってきた。施設面の老朽化や教室数の少なさなどが課題であるが解決に向けて検討していく。
要望
市内の子どもたちが通いやすい立地条件で、市が所有する施設へ移転するのも一つの方法かと考える。あらゆる側面から、今後の展開については子どもたちの目線で対応していただきたい。
農業を未来へつなぐ施策について。

問
担い手の高齢化に伴い、休耕地も増加している。本市として、これらの休耕地を活用する独自の施策を講じるべき時期に来ている。本市の取り組みについて問う。
答
農業委員会だよりや農地の相続手続時など、様々な機会を捉えて、農地の適正管理及び賃借等の制度について周知するとともに、現在、国において行われている人・農地など関連施策の見直しを研究し、施策に取り組んでいく。
要望
様々な世界情勢に伴っての物価高騰の折、日本の食料自給率とも深く関わる休耕地問題だが、そんな中、休耕地を活用して地域と深く関わり、農業の魅力を伝えている民間団体もある。今後も研究を重ね、独自の施策も検討していただきたい。
問
スマート農業の進捗状況と今後取り組むべき施策について。
答
スマート機器を活用した水位の把握方法などの相談、要望も多いことから、寺ケ池水路など実際の水路や水田に水位センサーを設置し、機器導入の適合性の実証実験を始めた。
今後においても、ニーズの把握と実証実験を通じた成果と課題の検証を進めるとともに、スマート機器の導入に係る支援制度の構築をはじめ、国や大阪府と連携した普及啓発により、担い手不足の解消や農作業の負担軽減に取り組んでいく。
要望
実証実験後は、他の水利組合や他の農業に従事されている方にも情報提供していただきたい。高齢化と担い手不足が深刻な中、若年層や新規就農者の育成にも、スマート農業の推進は大変重要。課題はあるが、積極的に取り組んでほしい。
飼い主のいない猫への対策について。
問
地域猫活動の進捗状況について。
答
市独自の支援策として、大阪府事業の申請を行った自治会・町会を対象に猫用捕獲器の貸出しに加えて、新たな取組として、公益財団法人どうぶつ基金が実施するさくらねこ無料不妊手術事業の行政枠チケットの交付を7月より始める予定。
引き続き府と連携しながら、大阪府の所有者のいない猫対策支援事業の申請を行う自治会・町会をサポートするとともに、直接活動に関わるTNR活動団体のご意見をいただきながら、本市としましても、地域猫活動の支援を進めてく。
要望
大阪府の事業はハードルが高く、協議が成立しないで申請を断念するケースや、数年も放置されている例もたくさんある。早急に対応していかないと、ますます地域間トラブルというのも増加していく。 近隣市は、実際に現場で市民のご相談に対応している登録のある地域猫活動団体等に対して行政枠チケットを交付して、クラウドファンディングまで行っている。本市においても必要な取組かと考える。また、不適正な餌やりとTNR後の餌やりの違い、飼い猫のマナー向上など、広報やホームページ以外にも地域の回覧版や掲示板等でも周知していただきたい。
<予算常任委員会で可決された補正予算の主な施策>
子育て支援事業(18歳以下の子ども対象)
1万円分のギフトカード配布
5千円分のモックルコイン配布(取得用QRコード送付)
モックルコイン促進事業
最大4千円分ポイント付与(「chiika」アプリをダウンロードしてチャージする。例:2万円で4千円分付与)
水道事業会計繰出金(市内全世帯対象)
令和4年8月から11月までの4カ月間、水道基本料金免除
高齢者支援事業
在宅高齢者へのスマートスピーカーを利用した見守り機能による介護予防サービス
新型コロナウイルスワクチン4回目接種交通支援事業
市内事業者支援金
物価高騰対策事業者支援金(基準月に対して売上高が10%以上減少している市内事業者等に対する給付金 個人事業主10万円・法人20万円)
等、詳細が決定次第、広報または市のホームページに掲載いたします。